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人生は学校の成績で決まるものではない

教育を受けることは将来に役立つ、というのは一般論として通っています。
これは教育の捉え方によっては正しいとも違うとも言えるでしょう。
例えば教育イコール学校に行くことと考えている人が少なからず存在します。
この定義でいくと学校における成績が世間の格付けのように考える子どもも出てきがちです。
高学歴ならば就職に有利かというと、全てにおいては当てはまりません。
偉業を成し遂げた偉人たちにも学校へ行けなかった人はいます。
その人たちは自分の進むべき道を見つけ、迷わず突き進んだ人たちが多いです。
学校に通うことで、幼いうちはただの荒野に見えていた世界が、無数の道から成り立つ世界であったと知ることになります。
いずれは一人一人が自分のゴールを決め、そこへ辿り着くための道を選択しなければなりません。
その道筋を示すために学校は存在していると言えます。
逆に道がすでに見つかっていて、迷わず進むと決めたのであれば、学校は必要ないのかもしれません。
ひとつだけ言えるのは、学校で全てが決まるわけではなく、学校で学習することをいかに生かすか考えることこそが教育の真の目的であるということです。

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